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研修で福田村事件~12市町の教職員が学ぶ

「解放新聞」(2017.09.18-2827)

 【埼玉支局】 第26回埼葛郡市教職員合同現地研修会が7月26、27日におこなわれ、12市町の教職員を中心にのべ330人が参加した。主催は同郡市人権施策推進協議会。「差別の現実から学ぶ」をテーマに毎年とりくみ、今回は1923年に千葉県でおきた福田村事件(現在は野田市)について学習した。

 野田市南コミュニティセンターで、福田村事件追悼慰霊碑保存会の市川正廣さんが「関東大震災「福田村事件」から人権問題を考える」をテーマに講演し、午後からフィールドワーク。事件現場をたどりながら市川さんの話を聞いた。

 福田村事件は、関東大震災から5日後の9月6日におきた。流言蜚語が流され社会不安の広がるなか、香川県からきていた売薬行商団の一行が、当時の福田村の利根川の渡し場付近で大震災のため組織された自警団に「不審者」として襲われ、9人が殺害された凄惨な事件。

 慰霊碑建立までの経緯を説明した市川さんは「慰霊碑を様ざまな人権問題を考える記念碑としたい。差別が牙をむくと命を奪う。過去にあったことを次代の子どもたちに伝えてほしい」と語った。

 

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