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受賞者を表彰し祝福する〜底辺を動かすのは文学の力
第44回部落解放文学賞

「解放新聞」(2018.08.06-2870)

 第44回部落解放文学賞の表彰式と懇親会を7月22日大阪市内のホテルでひらき、受賞者と選者ら55人が出席した。部落解放文学賞実行委員会の主催。

 表彰式では、伊藤満・実行委員会事務局長の後任に就任した歯朶山加代・事務局長が、自身の経験を重ねた受賞作を紹介し、「さまざまな運動団体の文学賞のなかでも長く続いてきた本文学賞を大切に、よりよくしていくことを実行委で確認し合った。受賞者の皆さんに、この文学賞の意義をさらに多くの人に伝えていただければありがたい」と開会あいさつ。鎌田慧・実行委員会代表が、出席した受賞者10人一人ひとりに表彰状を手渡した。

 懇親会は、詩部門の選者である金時鐘さんの乾杯ではじまった。「日本は災禍の国なのに原発を再稼働させ、2年間も国会を空転させる安倍政権は揺るがない。こんなことがあっていいのか、というのがこの国。どうしようもない事態に鬱鬱とする、そこに迫れるのは文学しかない。世の中が改まるときには底辺が大きく動くが、一向に底辺が動かない。その底辺を動かす文学のために、受賞者の祝福のために、乾杯」。各部門の一次選者と最終選者が紹介されたあと、選者が選評をのべ、出席した受賞者が一人ひとり壇上に立って受賞の言葉をのべた(次号詳報予定)。小説部門で入賞した方政雄(パン・ジョンウン)さんに金さんが駆け寄り、「兵庫県立湊川高校で朝鮮語科を引き継いでくれた友人」と紹介して祝福したり、詩部門で佳作を受賞した、はたよしみさんが自作曲「重い女」を鍵盤ハーモニカで演奏しながら歌う一幕もあった。

 第45回部落解放文学賞への応募締切は10月末(当日消印有効)。各部門への積極的な応募を。

 

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